腐女子の楽しみは、主に2次元。「3次元の男性も萌える!」という女子もいますが、「リアルはちょっと……」といった腐女子も多いのではないでしょうか。
そんな2次元に走りがちの腐女子の妄想。今回は、腐女子がBLにハマるあまり、リアル男子に幻滅してしまった瞬間を筆者独自取材のもと、以下にまとめてみましたのでご紹介します。

1.現実の男性の毛深さにドン引き
「BLを読み始めて、男性の理想が高くなっちゃったのかな。この間も、付き合い始めた彼と初体験を迎えたんですが、彼の下半身がゴリラみたいに毛深くてビックリ。『そりゃ、男性なんだし……』とは分かっていても、BLの小綺麗な男子ばかり見ていたので、一気に現実を思い知らされたって感じです」(21歳/大学生)
これはBLに限らず、少女マンガの恋愛に憧れる女子にも当てはまりそうですね。登場するキャラクター、皆が美男子なマンガの世界。しかし、リアル男子の多くはヒゲが生えていて、手足も毛むくじゃら。相手によってはビール腹で……といった現実を決して忘れてはいけません。

2.彼のアソコがBLマンガより小さい
「学生の頃の話なんですが、彼のアソコが思いのほか小さかったときは、拍子抜けしました。元気になった姿も『え、これで目一杯なの…?』と、なんだか頼りなさげで。BLマンガの男性キャラクターがあまりに立派すぎたせいか、セックス時の彼氏のアソコを見るたびに、当時は随分とガッカリしていた記憶があります」(23歳/販売)
BL本を読んでいる腐女子にとって、生身の男性の裸を見たときのギャップはかなりのもののようです。ですが、実際はモノのサイズを気にする男性が多いので、このようなひと言はマイナスになるだけ。これから彼と初体験を迎える女子は注意が必要です。

3.フィニッシュの量が想像より少ない
「私も似たような体験なんですが、彼のフィニッシュを間近で見せてもらったときの衝撃は未だに忘れられません。『初めて男性のイクところみた……』という関心じゃなくて、その量があまりに少ないんです。付き合っていた彼がたまたまそうだったのかもしれませんが、BLだともっとたくさん出ているので、ちょっと意外でした」(22歳/メーカー)
BL本に見慣れている腐女子だからこそ感じることなのかも。ただ、リアル男子が相手の場合は、「いっぱい出てる!」「すごい濃い……」といったリアクションを取った方が喜ばれます。BLの性描写に見慣れている腐女子は、多少大袈裟な反応を見せるくらいが丁度いいですよ。

4.2次元3次元の差に愕然
「あるとき、街角で30代くらいの髭面の男性ふたりが、キスしているところを見ちゃったんです。BLで美男子ふたりがキスしているのは平気だったのに、実際のリアル事情を見たら、正直ビックリしちゃって。でも、それがきっかけでオヤジ受けに目覚めたんですが、やっぱりBLはファンタジーなんだと身に染みました」(24歳/医療)
2次元のBLは大丈夫だけど、3次元はちょっと……といった腐女子は多いですよね。BLは他のアニメ・マンガと同じで、あくまでもファンタジー。そして女性向けのジャンルなので、同性愛事情と一緒にしてしまうと少し勘違いしてしまうかもしれません。まだまだデリケートな問題でもあるので、全く別物として捉えるようにしましょう。

おわりに
全体を振り返ってみると、BL初心者、恋愛初心者のエピソードが多い印象ですね。最近、BLにハマリ出した腐女子のみなさん。「リアル男もこうなの……?」と、あれこれと幻想を抱いてしまうのはちょっと危険です。BLに夢中になるあまり、リアル恋愛と2次元を混同するのは禁物ですよ。
(柚木深つばさ/ハウコレ)

興醒めしちゃった?腐女子がリアル男子を見て幻滅した瞬間・4選