6月27日(木)に放送される「いきなり!黄金伝説。海賊伝説の島で2泊3日サバイバル0円生活」(テレビ朝日系)で、ロンドン五輪の競泳銅メダリスト・立石諒選手が初出演することが分かった。“サバイバル0円生活”に現役アスリートが参戦するのは、今回が初となる。立石選手は「初めての離島・宝島はとても自然が多く、その土地で生きている方々に尊敬の念が生まれました。また、こちらではいろいろと悩むことや電波に縛られたこともありますが、あちらではとても良い息抜きになりました。携帯やパソコンもなく、童心に帰れました」と、島ライフを楽しんだ様子だった。

【写真】濱口の代名詞「獲ったど~!」を奪うべく立石選手も絶叫寸前!

今回、立石選手はサバイバル生活の達人・濱口とタッグを組み、海賊“キャプテンキッド”が財宝を隠した可能性もあると言われる鹿児島・宝島で自らが獲った自生する食材で2泊3日の生活を営む。そして、ローラSHELLYを相手に、東京の市場価格を基に算出した収穫食材の合計金額の高さで勝敗を競う。今回は島民から食材の自生場所など、島の情報を得るのもOKで、獲得合計金額から差し引かれるが、買い物をすることもできるというルール。'12年ロンドンオリンピックに出場し、競泳男子200m平泳ぎ銅メダルを獲得した立石選手が、自慢の体力、水泳技術を生かしてサバイバル生活に挑戦した。

サバイバル生活では、濱口に遅れてヘリコプターで宝島へと向かった立石選手。人生初のヘリコプターでの移動にテンションが上がった状態で、さらに人生初の離島で濱口と合流した。濱口は昨年末の「2012年末東京にある9つの島を股にかけるサバイバル大賞 6時間スペシャル」('12年12月27日放送)での敗因を、「相棒のKis-My-Ft2玉森裕太が頼りなかったせい」と自分勝手に分析。「今回こそは最強の助っ人を迎えて勝利を…」と息巻いていた。直前まで“ミスターX”と伏せられていた相棒の到着を待つ濱口は、立石選手の姿を目にするや否や大喜び。「せっかくメダリストが来てくれたんやから、まずは観光を!」と、宝島が属するトカラ列島で唯一の売店をはじめ、島のあちこちに立石選手を案内した。そんな中、灯台の方へと案内された立石選手は、一人でフラフラしていたローラと遭遇。そこで、初めてミスターXが立石選手だということを知ったローラから、「立石さんだったの~? 前に共演したことがある~。野球の方でしょ~?」とまさかの勘違い発言を浴びせられるなど、次々とバラエティーの洗礼を受けた。

さらに、立石選手は濱口の代名詞ともいえる“素潜り”にも初挑戦することに。まずは島内の温泉で海女さん方式(?)で体を温め、さらに濱口から素潜りのレクチャーも受ける。しかし、そこはさすが五輪メダリスト。初の素潜り漁にも臆することなく驚異の泳ぎを見せ、濱口との体力・泳力の差を見せつけた。さらに、立石選手は「(濱口の決めぜりふの)『獲ったど~!』を奪いますよ! 『世界水泳バルセロナ2013』でメダルを獲ったらやります」と、ちゃっかり宣伝を入れ込みつつ宣言するなど、終始ノリノリでサバイバル生活を満喫した。

あらためてロケを振り返り、立石選手は「濱口さんは何回も番組で拝見させていただいていて、非常に頼もしい印象を持っていたので、何も心配などはしていなかったです。とても人柄が良く、一緒にいてロケを楽しむことができました。また、素潜りは以前やったことがありましたが、モリを使って魚を捕まえるのは初めてで、とても楽しかったです。ただ、試合前に行くものではないなと痛感しました。でも、何か強くなった気がしています」と、世界水泳に向けての収穫もあったようだ。

「いきなり!黄金伝説。」でサバイバルに初挑戦する(左から)競泳の立石諒選手とよゐこ・濱口優