NHK「みんなのうた」の2013年8月・9月のオンエア楽曲として、40mP feat. GUMIの新曲「少年と魔法のロボット」が選ばれた。「みんなのうた」のラインナップに人間の声以外で歌われた曲が選出されるのは番組史上初となる。

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「少年と魔法のロボット」は40mPが「みんなのうた」のために書き下ろした、音声合成ソフトメグッポイド(GUMI)」を使用して制作された楽曲。自分の声に自信が持てない少年が、思い通りに歌う魔法のロボットに夢を託すという内容の、まさにボカロの誕生をテーマにした歌となっている。なお同曲のアニメーションは「ほころび」「純情スカート」「ドレミファロンド」「シリョクケンサ」「妄想スケッチ」といった40mP楽曲を手がけた絵師・たまが制作している。

みんなのうた」ではこのほか2013年8月・9月のオンエア楽曲として、ゆずが「NHK全国学校音楽コンクール」中学校の部の課題曲として書き下ろした「友 ~旅立ちの時~」、沖縄県石垣島出身の従兄弟ユニット・きいやま商店の新曲「カチャーシ☆ブギ」、昭和ロマンを歌うアーティスト・かとうれい子の楽曲「絵はがき」がラインナップされている。

40mPコメント

子供のころから大好きだった「みんなのうた」に楽曲を提供させていただけるとのことで、うれしさでいっぱいです。

今回の新曲「少年と魔法のロボット」は、自分がボーカロイドに出会ったばかりの頃、新しい世界に足を踏み入れて、ワクワクしながら音楽制作をしていた頃のことを思い出しながら制作しました。

ボーカロイドを知らない人にも、興味を持っていただけるようなきっかけの曲になれたら幸いです。

5月11日に兵庫・神戸文化ホール 大ホールで開催された「虹色オーケストラ」での40mP。