東京大学大学院工学系研究科の廣井悠助教は2011年3月16日、11日に発生した東日本大震災に関連し「(福島の)原発事故とは別にして、例えば学生や、赤ちゃんがいる家庭などは、いったん実家に帰ることも検討していい」と話し、首都圏の食料と電力の需要を減らすための「疎開」を考えてもいいとの見解を示した。
「若手防災研究者の会」の副会長でもある廣井助教がこの発言をしたのは、ニコ生東日本大震災特番 「首都圏民は今、何をすべきか?~安全確保から支援まで~」でのこと。
廣井助教は、福島第一原子力発電所の事故とは関係なく、「首都圏の食料と電力の需要を減らすために、例えば学生や、赤ちゃんがいる家庭などはいったん実家に帰ることを検討していい」と話した。そうすることで「首都圏の電力需要や食料需要が減ればこの上ないこと」とし、一時的な「生活のための『疎開』」をする意義を説明した。
ニコ生東日本大震災特番 「首都圏民は今、何をすべきか?~安全確保から支援まで~」
http://live.nicovideo.jp/watch/lv43397471
(番組はタイムシフト機能でいつでも視聴できる)
(丸山紀一朗)
コメント