本日2011年3月10日に実現したNHK「クローズアップ現代」とニコニコ動画とのコラボレーション番組。原宿のニコニコ本社にある「ニコニコショップ」を訪れたお客さんに対して、この企画について聞いてみると、「ニコ動がメジャーになってきた」と喜ぶ人がいる一方、「世間に広まりすぎるとさみしい」と悲しむ人もいた。
「クローズアップ現代」は毎週月曜日から木曜日の19時30分から放送されているNHKのレギュラー番組で、3月10日は「急成長するインターネット放送」をテーマに放送される。番組の前後にはニコニコ動画で「クローズアップ現代」に関連した特番が生放送される。
ニコニコショップを訪れるのは2回目という19歳の女性は、「ニコ動がメジャーになってきた。"ニコ厨"だけでなく色々な人に見てもらえる」と嬉しそうに話した。また21歳の男性は、今回のNHKとのコラボレーションは「知名度も上がってきたし、すごいこと」とした上で、「今後ニコ動が世間に進出していくきっかけになる。ニコ動を知らない人が新たに知ることで、できることの幅も広がるのでは」と期待を込めた。
一方で、「さみしい」との声もある。ニコニコ動画を「毎日見ている」という21歳の女性は、「世間に広まりすぎると、ニコ動ならではのノリができなくなるのでは」と心配。また、「普段NHKを見ている人がどういう感想を持つか気になる」とも話した。
(丸山紀一朗)
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