緑川ゆき夏目友人帳」のTVアニメ第3期の制作と「蛍火の杜へ」のアニメ映画化が、本日2月24日に発売されたLaLa4月号(白泉社)にて発表された。

夏目友人帳」は妖怪の姿が見える夏目貴志が用心棒ニャンコ先生とともに妖怪たちと心を通わせる日々を描き、2008年・2009年にTVアニメ化された。第3期の放送時期はまだ発表されていないが、2011年中とのことなので楽しみにしておこう。

また「蛍火の杜へ」はLaLaDXの2002年7月号に掲載された、少女と妖怪の切ない恋愛を描く読み切り。「夏目友人帳」の原点とも言える、抒情的な世界観を持った作品だ。スタッフは「夏目友人帳」と同じく監督を大森貴弘、制作をブレインズ・ベースが担当する。

なお3月26・27日に幕張メッセで開催される「アニメ コンテンツ エキスポ」には、両作品が共に出展される予定だ。

緑川ゆきコメント

もう一度、大森監督・スタッフ様達にアニメ夏目友人帳を作って頂けることに!少し成長し環境の変わりつつある三期の夏目が、どんな世界を動き回らせて頂いているのか楽しみでワクワクしております。泣くまいと思っても嬉しくてやっぱり涙が出てしまいます。そして妖の森で出会う少年と少女の話「蛍火の杜へ」も映像化して頂けることに。美しい映像や音楽、優しく組み立てられた脚本、見所沢山で楽しみでなりません。ぜひご視聴を。

大森貴弘監督コメント

再び、この切なくも優しい作品を映像化する機会を与えて頂いて、嬉しいです。前シリーズで不器用ながらも、夏目は少しずつ成長してきました。「参」ではどんな出会いと別れを経験し、どんなことを感じ、得て行くのでしょう。新しいスタッフも交え、緑川先生が描かれたその後の物語を読み解く日々です。また、「夏目〜」の原点となった作品、「蛍火の杜へ」も鋭意制作中です。かつて夏を心待ちにした、二人だけの小さな世界について描きます。どちらもご期待ください。

LaLa4月号