発売中のダ・ヴィンチ3月号(メディアファクトリー)にて、「テレプシコーラ」を完結させた山岸凉子が早くも新連載「ケサランパサラン」をスタートさせた。

「ケサランパサラン」は、イラストレーター兼エッセイストの叔母が、急に家を建てると宣言する回想シーンから始まる。条件に合う物件はないと思っていた主人公だが、ある日叔母はある土地を見つけてきて……。

また第2特集「少女マンガがとまらない」では、少女マンガ家を3つのジャンルに分けて紹介。「ジャンルを超えてとまらない少女マンガ家」としてヤマシタトモコ、水城せとならが、「世代を超えてとまらない少女マンガ家」として青木琴美や咲坂伊緒らが、「性差を超えてとまらない少女マンガ家」として河内遙、羅川真里茂らが紹介された。また特集では青木琴美のインタビューも2ページに渡り掲載されている。

さらに「コミック・ダ・ヴィンチ」のコーナーでは、「僕たちのサバイバルコミック」と題した特集を展開。花沢健吾「アイアムアヒーロー」、田村由美7SEEDS」などのサバイバルマンガが紹介されているほか、月刊コミック@バンチ(新潮社)で「BTOOOM!」を連載している井上淳哉のインタビューが掲載された。

ほかにも今号では今日マチ子が百人一首から選んだ和歌を1ページマンガにする新連載「百人一首ノート」もスタート。また第1特集「5分で人生に効く本×じっくり心に効く本」では、押見修造がマンガ「僕も“正義”の話をしよう」を2ページ描き下ろした。

ダ・ヴィンチ3月号