脂の焼けるじゅうじゅういう音、鼻から直接胃に入ってくるようなこうばしい香り、噛みしめると口の中に広がる濃い肉汁の旨味。種類、産地、調理法もさまざまだが、肉のおいしさは肉好きの舌と胃を惹きつけてやまない魅力がある。だが、そのおいしさも人それぞれで感じ方が違うもの。「教えて!goo」「教えて!goo」には、彼との「おいしさ」の違いに悩む女性から「安いお肉を不味いと食べてくれない彼と美味しいと食べる私の違いとは?」という質問が寄せられていた。

質問者さんによると「業務スーパーでお肉や冷凍唐揚げを購入しますが、彼は『不味い』と言って食べてくれません。業務スーパーで1キロ980円の豚肉を『不味い、嫌い、もう買ってくるな』と言い冷凍から揚げをチンして出すと一口食べて『不味いナニコレもう食べたくない』と」。

彼との”おいしさの違い”に、「なんででしょう?? 舌がそんなに違うのかな? 私の調理の仕方が悪いのでしょうか??」と悩んでいるようだ。

■安い肉はやっぱりまずい? タバコの影響は?
質問者さんの気持ちを慮って慰める回答がある一方で、「安い肉」については辛辣な意見も。

「1キロ980円の豚肉を食べたことあるけど、やっぱりあまり美味しくないですね。」(kantansiさん)

「安いお肉は変な臭みとやっぱり変な脂感があり私も気持ち悪くなります。」(osiete_minasamaさん)

また、彼との味覚の“違い”の原因を考える、「彼のお家がそこそこ良い生活をして、お母様が毎回きちんと作っている家庭ではないですか??」(bonnboya151916さん)

という意見がある一方で、

「こういう人ってほんとに味分かっているのですかね?『味のわかる俺』アピールでは?と思ってしまいます」(sayak.1129

と彼に批判的な回答も。

ちなみに彼は「たばこを一日1箱吸うタイプで元料理人」。「『まずい』って言うのはタバコで舌が駄目になっているからじゃないの!?」と訝る質問者さんに、

「煙草で味覚が『鈍る』ことはありますが、『鋭くなる(違いが判るようになる)』ことはありません。」(mits0709さん)

という冷静な指摘もあった。確かに舌が駄目になっているなら、高い肉と安い肉の味の違いもわからないはずだ。

■食費かかりすぎ!

そんな味覚の違いに加え「節約のために業務用スーパーの1キロ980円のお肉を食べて欲しいのですが食べてくれないので肉代がかかります。イライラ!」と、食費の心配も質問者を悩ませている。

「100グラム3,000円以下の肉を使わなければいいじゃん。デパ地下などの銘店なら松坂や米沢を扱っている。食材を買う費用は相手に出させる。月にじゃなく、日に3万円くらい。いちいち毎回現金でもらうとメンドイから、彼氏のクレジットカードを預かること。枠は最低100万は用意。」(moflさん)

「一切お肉を出さなきゃいいと思います。買うなといわれたので買っていませんと。」(翠星さん)

というちょっと過激な解決法から、

「材料費に係る分、彼のお小遣いを減らしましょう。もしくは月末はお肉を買わない」(poco_2さん)

という現実的なアドバイスも。

■こんな彼とやっていける?

最後に、今後の彼との距離感についても経験に基づいたアドバイスがあった。

「男をつかむなら胃袋をつかめ という言葉にもあるように食生活の違う男性と結婚生活を送るならあなたがとても苦労することになるでしょう。まだ後戻りのできる関係なら新しい出会いを求めた方が賢明だと思ってしまいます。ただ主人とその親は関西出身、私とその親は東北出身。味付けについては間違いなく違いがあるはずなのですが主人も両親も私の料理を食べてくれます。たぶんそれは愛とか寛容とか呼ばれるもののおかげでしょう」(もうぼさん)

超えられない味覚の壁を崩す最後の手段はやっぱり「愛」。愛があればおいしさの違いもなんとなる……のかもしれない。みなさんはどう思われるだろうか?

教えて!goo スタッフ(Oshiete Staff)

【どうしたら…?】安いお肉は不味いと食べてくれない彼