サイバーエージェントの人気SNSをゲーム化した『プーペガールDS』の第2弾が昨年12月16日に発売された。『プーペガール』は、着せ替えやファッションをテーマにした、女性ユーザーが99%を占めるSNS。若い女性が主なターゲットとなっている。今回発売されたのはそんなSNSをゲーム化したもので第2弾となる。開発はサイバーエージェントではなくアルヴィオンという会社が請け負っており、プーペガールの雰囲気をそのままに『ニンテンドーDS』に移植したソフトとなっている。

そんな『プーペガールDS2』にちょっとした問題があったようだ。なんと数々のバグが報告されておりしかもそのバグがゲーム進行不可能になるほど深刻なものだという。報告が挙がっているバグの一部を紹介すると以下のようなものだ。

・12/24公式サイトにて、一部対処法が公開されたがパスワードがなぜか使用済みになっているとの報告がある
・待ち合わせ時間に待ち合わせた相手がいなくてゲームが進められなくなることがある
・プレイ総計22時間のご褒美が「リボン-15536」。リボンがマイナスになると外に出たときフリーズし、ゲーム進行が事実上不可能に
・肝心の着せ替えもバグ。画像が頻繁に乱れたりする。

以上のような数々のバグ。くクソゲー・オブ・ザ・イヤー』にもノミネートされそうな勢いだとネットで言われている。実際に記者もプレイしたのだが、プレイ時間が短かったためかバグには遭遇しなかったようだ。元の『プーペガール』がかなり評判いいだけにかなり残念だ。マクドナルドともコラボレーションしているが大丈夫なのだろうか。

致命的なバグが数多く存在している。もちろんこれらは報告に挙がっているだけでこれら以外のバグもまだまだ存在するという。『プーペガール』はもともと、森永佳未氏により作られたコンテンツ。現在は結婚を機に退任したが、ニンテンドーDS版がこんなにも評判悪いと不安だろう。

画像:『東京ゲームショウ2009』で撮影

プーペガールDS2