米澤穂信の小説「古典部シリーズ」の第1作で、京都アニメーションが制作し2012年にTVアニメが放送された『氷菓』が実写映画化する。


『氷菓』の実写化は、KADOKAWAの資料に掲載されたと以前からネットで話題になっていたが、群馬県安中市が映画のエキストラ募集を掲載したことで、撮影中であることがわかった。安中市のホームページでは、安中市が協力して映画の一部シーンを撮影するとして、4月6日から4月16日までの期間、高校生や教師設定で出演するエキストラの募集案内を掲載。この案内によって、脚本・ 監督は安里麻里が務め、制作は角川大映スタジオが担当することもわかった。「わたし、気になります」という口癖のヒロイン・千反田えるは誰が演じるのか、キャストや公開時期に注目が集まる。


『氷菓』は、廃部寸前の古典部に姉の一言で入部させられた省エネ少年・奉太郎と、そこにある目的をもって入部してきた美少女・えるが織りなす青春ミステリー。ある日、えるに頼まれ、33年前に発行された古典部の文集「氷菓」と歴史ある学園祭に秘められた、真実を解き明かそうとするが…というストーリー。


安中市ホームページ

画像は『氷菓』Blu-ray 限定版 第1巻